酒税法では、日本酒の原料として醸造アルコールの添加が認められています。
ただし、純米酒を除きます。
昭和初期から中期には清酒の増量を目的に行われました。
しかし、現在は日本酒自体を飲みやすくし、香りを引き立たせる意味で使用されています。
吟醸酒のあのフルーティな香り(上立ち香)は醸造アルコールを添加することにより生まれます。
よく醸造用アルコールと呼ぶ方がいらっしゃいますが、正しくは「醸造アルコール」です。
原料は、サトウキビ、とうもろこし、米です。これを発酵、蒸留させて醸造アルコールとなります。
この醸造アルコールの添加は、発酵終了間際の醪(もろみ)に投入します。
上槽(搾った)後の添加は酒税法で認められていません。
また、添加量にも規制があり、精白後の米重量の10%以下とされています。