9月27日(月)の午後
長岡市(旧越路町)にある日本酒の蔵元・朝日酒造に行ってきました。
ただいま、新蔵建設中の新潟県で一番の規模を誇る蔵元さんです。代表銘柄は朝日山、越州などです。
蔵見学のために行ったのではなく
この日に行われる予定の社員田での稲刈り見学のためです。
蔵から徒歩5分ほどの場所にある社員の皆さんの田んぼです。
稲刈りの時期を迎えたのは越州の原料米である「千秋楽(せんしゅうらく)」という品種の酒米です。
千秋楽というお米は、実は40年ほど前までご飯のお米として新潟県の全域で栽培されていました。
しかし、コシヒカリが栽培推奨銘柄となった後は千秋楽はその推奨銘柄から外れてしまい
いつしか保存用の種子を残し、忘れ去られていました。
時が経ち、およそ10年ほど前にその保管されていた種籾の一部を試験的に栽培し、
千秋楽を復活させたのがこの地です。
私がその千秋楽が復活した田んぼに行ってみて驚いたのが、稲が全く倒伏していない田んぼだったことです。
今年は記録的な猛暑が続き、自分の住む上越市周辺では稲の丈が伸びてしまい、
また、収穫時期直前の大雨などにより稲が倒れてしまう田んぼが続出だったからです。
ある意味、感動モノで一人で興奮しておりました^^;
千秋楽は晩生の米でありますが、他の品種から比べて丈が短く、実りの量が少ないこともあるので倒伏しにくい品種なのだそうです。
越州の原料米「千秋楽」について詳しくは→朝日酒造・千秋楽物語
午後3時半頃、朝日酒造の社員が集まり、手刈りでの稲刈りが始まりました。
朝日酒造は年間雇用制度を取り入れているため、製造の蔵人、事務、営業など皆さん総勢180名皆さんの田んぼです。
今回は都合のついた社員約50名ほどが参加されたようです。
この日は、地元新潟のテレビ局が放映しているお天気情報のバックに流れる
朝日酒造の映像の撮影も行われていましたよ!
女性の今年入社した方が先輩社員の指導を受けて鎌で稲を刈り始めます。
一株を持ち、鎌の刃を下に向けてあて、勢い良く手前に引きます。
「ザクッ」という音と共に稲が刈られます。
これを繰り返していくのが、コンバインを使わない人の手による稲刈りです。
コンバインを使う稲刈りでも、コンバインが田んぼに最初に入る場所や
隅で向きを変える場所などでは端刈りと呼ばれる手刈りが行われます。
ベテラン社員の方は流石です。テンポ良く稲刈りが進められ、あっという間に田んぼの景色が変わっていきます。
稲刈りが始まった頃から、秋晴れの空が非常にきれいで印象的でした。
西日が当たり暑くも感じられ、社員の皆さんは心地よい汗を流して千秋楽を刈り取っていました。
千秋楽の社員の田んぼの奥には、蔵が見えます。
来年の夏頃の完成を目指し、新しい蔵が現在建設中です。
日本酒の需要が落ち込んでいる昨今ですが
新しいことにチャレンジし、製造する蔵元としてだけではなく
「企業」として日本酒の道を突き進もうとする体制には驚かされます。
当店はこの蔵元とお付き合いして1年チョッと日は浅いのですが
このような蔵の姿勢にも魅力を感じます。
1時間ほどすると、ほとんどの稲が刈り取られ、稲を束ねる作業が続きます。
この束ねる作業はコツがあるようで、私も一度習ったのですがなかなかうまく出来なかった事を記憶しております。
今年は収穫時期に雨が降り続き、田んぼの土が軟らかく、社員の皆さんは稲刈りに苦労されたようです。
秋の青空の下の写真も良いけれど、日が陰った写真も秋の夕方らしい雰囲気があって良いな~と
自画自賛をする私でした(笑)
刈り取られた千秋楽は集められ、軽トラックで運ばれます。
どこで「はさ掛け」にするか聞くのは忘れましたが、数日天日干しされると思います。
当店の周りにも田んぼは広がっていますが
久しぶりに長靴を履いてじっくりと田んぼに触れ合う機会でした。
このお米「千秋楽」が無ければ越州は造れません。
千秋楽に対する想いは、越州のラベルに込められ
手漉きの和紙のラベルに、この千秋楽の稲わらが漉き込まれているんですよ~

まだ、当店では越州のホームページは作成中ですが
当店のネットショップからもまずは越州を知っていただけるよう頑張って作成を進めます!
そして、冬には新しく限定酒も出るらしいので
分かり次第このブログなどでお知らせしますね。
























































