先日、日本酒造り真っ只中の雪中梅で有名な丸山酒造場へ行って来ました。
当店から車で約5分少々の距離にある地元の蔵元で、古くからお付合いさせて頂いているところでもあります。
1年に1度は蔵元を見せてもらい、この蔵がどのような造りをしているかの再確認と新たな発見をする意味で忙しい中時間を作っていただきました。感謝いたします。
今年の上越市三和区はこんな感じで雪が全くありません。写真は蔵元の裏にある山で、鉛色の空は冬らしいのですが、地面はまるで春先のようで、正直なところ季節感がありません。
こちらが丸山酒造場の本蔵の入口です。
丸山酒造場は本蔵のほかに、茜蔵(あかねぐら)という名前の蔵があります。
茜蔵はすぐ隣りにあるのですが、名前の由来は西側にある蔵で、蔵から茜色の夕日が沈むのが見えることからそう名付けたそうです。(西と言う文字に草冠をつけると"茜"という文字になります)
この日は社長と一緒に蔵内を回りました。お忙しい中、ホント恐縮です。
作業をする蔵人です。麹を入れる麹蓋を釜場と呼ばれるお米を蒸す場所で洗っていらっしゃいます。
モノクロにすれば少しは雰囲気が出るかなと思いやってみました。
早い動きにカメラがついていきません。手早く正確に作業が行われます。
この方はちなみに地元三和区の方です(^。^)
これが麹です。微妙に見づらい写真ですが^^;酒造りにおいては非常に重要な存在です。
出来上がった麹は、栗のような香りがします。
麹室(こうじむろ)湿気の関係で撮影が出来ませんでしたが、雪中梅の美味しさや品質を守るためにこの蔵元の造り大きな特徴は「麹」にあります。
生産量の割には、酒の基礎となる部分で重要な「麹造り」をとても大事にしているんですよ。
麹造りはすべて手作業です。当日も丁寧な作業が続いていました。
大変手間のかかる部分でもあります。
人気におごらず、酒造りを大切にする姿勢は地元の誇りでもあり、味の好き嫌いは別として、本当に美味しいと思うから皆様にお勧めしています。
雪中梅の生産量をむやみに増やさないのはこの理由からなんですよ。
こちらは仕込み中(発酵中)の酒母(しゅぼ)です。ブクブクと酵母が活性した状態です。
酒母はその名の通りお酒の元(母)で、麹と酵母と水を混ぜ、お酒の基礎をつくります。
その後、それらを大きなタンクに入れお酒を仕込んだものを醪(もろみ)と呼び、それを搾ると清酒の誕生です。
ちなみにこの酒母からはバナナのような香りがしてきます。
不思議ですよね、米から造っているのにこんな香りが出てくるのは。
使用する酵母菌によって香りも微妙に異なりますし、発酵日数によっても香りが変わってきます。
まさしく生き物(酵母菌)がお酒を造っている感じがします。
こちらが醪タンクです。近代的な設備を備えつつ、人の手が携わる分を今も大切に行うのがこの蔵元の特徴です。
じっくりと最後まで見せて頂いた後は、社長室でお話が弾みました。
ビジネスの部分のお話はもちろん、地元三和区のことや昔の建物の話などで盛り上がってしまいました。
気が付けば夕方5時を回っていて、余りにも長居をしてしまい恐縮でございました。
非常に充実した時間を過ごすことができ、また頑張って行こうと思いました。
雪中梅はこちらから購入できます→新潟上越 地酒の店 かじや
