先日、お天気はくもりの予報だったのに朝から少し晴れ間がでました。

地元では妙高山もその日ははっきりと見えました。
たまには望遠レンズでと思い大きく山頂付近を撮影してみましたが、やっぱりPLフィルターが必要なようです。私は標準レンズ用のPLフィルターは持っているのですが…
その後、地元の蔵元・雪中梅の丸山酒造場に行って見ました。
チョッとした期待を込めて向かったのでした。

丸山酒造場の本蔵からは蒸気が上がっています。
これは蒸きょう(じょうきょう)という酒米を蒸す作業の証拠です。
昨年蔵元を訪問した際に朝にその作業が行われていたので、ひょっとしてと思いまして。
冬の青空に蒸気が映えますね。
ここでアレっと思った方がいるかもしれません。
酒米は普段食べるご飯のように「炊く」のではなく「蒸す」のです。
蒸すことによって米のデンプン質をアルファ化(糊化)し、この後の工程の麹菌(こうじきん)が入り込み易い軟らかな状態にします。
また、蒸すことによって米を殺菌しその後の製造工程を安全に進めるためでもあります。
大型の蒸籠(せいろ)によって1時間弱蒸され、その後蓋を開けると写真のような蒸気が上るのです。
その大型の蒸籠を専門用語で「甑(こしき)」と言います。

よくよく見ると二つの蔵から蒸気が上がっていることが分かりました。
左奥に薄っすらと蒸気が上がっているのが分かるでしょうか?
雪中梅の丸山酒造場は本蔵と茜(あかね)蔵の二つの蔵があります。
茜蔵は本蔵や母屋から見て西側にあり、茜蔵がある高台からはきれいな茜色の夕日が見えることから
そう名付けたと社長から以前聞きました。
「西」に草冠をつけると「茜」という文字になりますよね、西と茜色の夕日にかけて名付けられたのでした。
その日は午後からあっという間に曇り空になり、タイミングを逃さず撮影できて良かったです。
冬は酒造りの季節、この寒さがとても重要なんです。
皆さんの食卓に届く日本酒は今が製造の真っ只中なんですよ。

























