dancyu(ダンチュウ)という雑誌をご存知ですか?
先日発売になった2007年4月号に日本酒とお寿司の特集が掲載されています。

日本酒の良さを分かってもらえる一冊ではないかと思います。
当店(新潟上越 地酒の店 かじや)の取り扱い銘柄で掲載されたのは妙高市の千代の光酒造の千代の光 本醸造です。

掲載場所は40ページです。立ち読みでも良いので見てみてください。
蔵元がある妙高市窪松原地区は地元でも有名な豪雪地帯です。
こだわりの酒米や杜氏の技術、近くを流れる矢代川の伏流水で仕込んだお酒は絶品です。
また、社長様はこのたびの新潟の新しい酒米・越淡麗(こしたんれい)の栽培にも精を出された方で、県内でもいち早く限定発売された越淡麗のみを使用した純米無濾過生原酒が即日完売になったのは記憶に新しいです。
昔からのものを大切に新しいことに挑戦するというイメージの強い蔵元です。
そうそう、そのお隣の町内ではお世話になっているとうふ工房 矢代さんがあり、とうふ作りに適した水を求めて探し出した矢代川沿いでこだわりのとうふ作りをされています。
お酒もとうふも水が命なのですね。
さて、雑誌に載っていたことでひとる気になった文章がありました。
冒頭の藤田千恵子さんの文の中で…
日本酒が近年消費量を落とし、「日本酒離れ」などと呼ばれる事態に陥っている。
ちょっと、まったー!日本語は正確に。
「日本酒離れ」なんて言ったら、まるで、かつて日本酒を飲んでいた人が日本酒から離れたしまったようではないか。
だが、私(筆者)が見たところ、多くの人は日本酒から離れる以前に「まだ、出会ってもいない」
こんなにおいしくなった日本酒に口をつけようともしないのだ。
あああ、もったいない。・・・・・と続きます。
そう、まさしくその通りだと思うのです。ここからは私個人の意見ですので読み流してください。
今の若い方を中心に日本酒の旨さを知らずに「飲まず嫌い」になっていないでしょうか。
・居酒屋で日本酒を「一気して」悪酔いした…
・冷酒はあとから酔いがまわってくる…
自分の周りもそうですが、日本酒に対する悪いイメージを持った方が多い。
どんなお酒でも一気に飲めば酔いますし、冷酒は飲み口が良いから後で後悔する事もあります。
これは飲み方が悪いと思います。
その話がみんなに伝わり…飲まないで悪い酒と判断されるのは悲しい
また中年の方が
・お医者様にプリン体の成分がない焼酎を勧められた…
・健康を考えて焼酎にしている…
などなど、焼酎神話を周りでよく聞きます。
確かに焼酎は血栓を溶かすなどのデータもあり、翌日残りにくい酒だと思います。
でも、焼酎もアルコールです。飲み過ぎれば体に良くありません。
健康を気にするならば酒の種類を変える前に飲む量を減らさなければならないと思います。
日本酒は美味しいから飲み過ぎて体を壊してしまう方が多いのではないかと最近特に思います。
日本酒はアミノ酸を中心としたうま味が多く含まれた飲み物です。
飲み過ぎると肝臓がそのアミノ酸の分解に手間取り、翌日残りやすくなるのです。
近年、「ゆっくり」というキーワードで食事を楽しむ事に注目が集められています。
日本酒は食中酒です。
味わいの深い日本酒はそのキーワードにピッタリのお酒だと思います。
量を飲むのではなく、味わいや余韻を楽しめる素晴らしい酒だと私は感じます。
また、飲用温度が幅広いのも日本酒の特徴です。
季節にあった飲み方や飲む方の好みで味わい方が変わる。世界的に見ても珍しい酒なのです。
特にお燗酒は疲れ果てた体にフッと染み渡り、緊張がほぐれ何とも言えない幸せな感じにさせてくれます。
酔いを次の日に残しにくくする方法もあります。
それはやわらぎ水という最近流行のお水。
それは特別な水ではなく、お酒を飲んでいる合間に飲む普通のお水を指します。
日本酒のアルコール度数は15~16度が一般的です。ワインと大差ありません。
ビールなどから比べたら体にはチョッと重い度数です。
飲んだお酒を胃の中で薄めてくれる役割があり、また口の中をスッキリとさせてくれ次の一杯がまた美味しくなるメリットがあります。
そう、洋酒をストレートで飲む際に出てくるチェイサーと同じ役割があります。
日本酒ではやわらぎ水と言い、翌日残りにくくなるのは私も感じました。
飲んだ後に水を飲むより、途中で飲んだほうが効果がありますよ。
あくまでも私の個人的な考えでここまで長々と書かせて頂きました。
ただ、嘘を書いたつもりはありません。
日本酒のことを色々と調べると本当にもったいないな~と感じるのです。
量を飲めと言っていません。少しの量で楽しめる日本酒は素晴らしいと思うのです。
実は私も数年前まで日本酒を特に好んで飲んでいた訳ではないのです。
大人になってまずはビールなどから飲み始めると思います。
日本酒は飲めない訳ではなかったのですが、前出のような悪いイメージを持っていました。
それがある日、父の飲むお燗酒に手を出してから世界が変わりました。
「やばい…はまりそうな味わいだ」と、ふふふ。。
フッと広がる香りが昔は嫌だったのに、なぜか美味しいと感じました。
もちろん美味しい日本酒を飲んでいただくのが前提です。
特に地酒が良いと思います。パック入りのお酒はおすすめしません。
飲んだことがない方も口にしてみて欲しい。無理にとは言いません。
少しでも興味がある方が美味しいと分かって頂け、増えていったら良いなと思っているだけです。
今週末には新潟で酒のビックイベントが開催されます。
にいがた酒の陣というイベントで今年で4回目。2日間で約5万人以上の方の来場があります。
2日間共通のチケット(1000円)を購入すれば、県内の約90の蔵元の500種類のお酒が試飲出来ます。
また、新潟上越 地酒の店 かじやでは冷酒からお燗酒まで楽しめるお酒を取り揃えています。
上越地区は淡麗辛口という新潟の代表的な味わいとは少し異なった「辛口だけど味わいのある」のが多くのお酒の特徴です。
本日のブログは長文になってしまった(汗)
読んで頂いた方、ありがとうございます。
私の日本酒に対する気持ちが分かって頂けたらなと思います。

私も学生時代にバカな飲み方をしたせいで
日本酒は「飲みたいけれど(悪酔いするから)飲めないお酒」だったのですが、
かじやさんを訪れるたびにふみ店長さんからいろいろとお話を聞いて少しずつ試していきたいなぁって思うようになりました。
いくつか飲んでみて、雪中梅のような甘いお酒が口に合うかと思いきや
千代の光みたいなさっぱり系のほうが実は私の好みだったと分かったり。
他のお酒と比べて、日本酒ってとても繊細だと思います。香りも味も。そして季節感がある。
まさに日本文化だけが成せる業。
おやじたちだけに飲ませるにはもったいない(笑)
もっと女性の方にも飲んでいただきたい!
・・・って私もなぜか熱くなってしまいました。
こんばんわ。
本当に矢代川の水は美味しいです。
上越のお水より美味しいな~って飲むと思います♪
お酒の話しはよく聞く話しが多いです。
自分も今年から飲める年になりますし
日本酒を飲むときは、教えていただいたやわらぎ水を飲みながら飲もうと思います。
ふみ店長さんのお酒への思い入れが
感じられるブログですね。
心から好きと思える日本酒を販売できる
のは幸せですね。いつも日本酒と一緒に
いられるし。
>パコさん
いや~熱くなって頂いて嬉しいです。
私も同じように社会人になって始めの頃はお馬鹿な飲み方をしていました。
自分にはいくらでも酒が入ると勘違いしていました。
そんな中で冷酒の一気飲みは後からしっぺ返しがやってきて痛い思いをして…ははは。
飲む銘柄によっても味わいは違いますが
お酒の種類(本醸造、純米、吟醸など)によっても同じ銘柄でも表情が変わりますよ。
日本酒は日本の文化です。
日本酒の味わいが分からないと、日本食の味も分からなくなってしまうと思います。
また熱く書いてしまいましたが(爆)
近年女性が日本酒に興味を持ってきているのは確かです。
量は飲まなくても美味しいものを…
それがこれから皆さんに浸透していくと思っています。
また美味しいお酒が紹介できるように頑張ります。
>tsuyoさん
やっぱり「水」ですね。
矢代さんは美味しい水にこだわりの大豆、にがりでとうふを造っていらっしゃるから人気があるのだと思います。
もうすぐですね、飲めるまで。
飲めるようになったらとことんお教えいたします(笑)
>どらさん
チョッと熱くなりすぎたかなと思う部分もありますが
普段から感じていたことを書いてみました。
私も日本酒と長く付き合っていきたいと考えているので
飲む量を減らし、毎日楽しめるようにしています。
販売するにはやはり味を知らないと
好きなものに囲まれているのは悪くないですよ~(笑)
ふみ店長さま~☆
ふみ店長さんの日本酒の話を見るたび・・
お酒って凄い~~おいしい~~~ものになっていくのだけれど~~
う~ん、これだけでも凄いです。
日本酒苦手なんだけど~・・何だか飲めるような気になるのは、私だけ??
日本酒って素敵ですね。
>もちこさん
苦手なものを無理に飲まないで下さいね。
お酒を飲まなくても、酒粕はどうでしょう?
豊富なアミノ酸が魅力です。
粕汁や甘酒にも使えるので重宝します。
日本酒の良さが少しでも広まればなと思っています。