先日、初詣にも行った近所の神社の敷地内で小正月の行事「賽の神(さいのかみ)」が行われました。
朝から青竹を支柱にして枝木やわらで組み立てが始まりました。

チョッと雪が降って周りが白くなりました。昨年に比べたら大きな違いですが…


お昼頃には完成していたので、予めお正月に使用したお飾りや年末まで使用していたしめ縄などを中に入れてきました。
午後早くに点火をする町内が多い中、私の地元では夕方5時位の点火です。もちろん夕暮れ時なので遠くからでも目立ち、雰囲気もあります。
また、火を使うので今回も消防団の一員として参加です。


到着すると寒いので甘酒が振舞われていました。また、日本酒も町内の男性が竹で作った即席の竹の器で飲んでます。寒いので中から温まらないと。
夕方5時近くになると町内の方々がスルメやもちを竹ざおに釣らして集まってきます。
しばらくすると、その年の年男・年女の方が呼ばれ点火の作業が始まります。


わらを使って火を着けます。風が強いのとわらが晴れて乾いていたのであっという間に火が広がります。

大小の賽の神に点火されました。夕暮れの空に勢い良く炎が舞います。風が強いので例年以上に火が強いように感じました。この段階ではまだ近づけません。

しばらくしてもまだ火の勢いはあるのですが、皆さん我慢できなくてスルメや餅を焼き始めます。この頃になると顔は熱いけど足のつま先がとっても冷たいです。。。

ここで焼いたスルメや餅を食べると今年1年の間、無病息災で過ごせると小さな頃から教えられ毎年食べてきました。
この火で焼くのはとっても難しく、大体の方は黒こげ状態で持ち帰ります。でもその黒こげのスルメや餅の香りで季節を感じます。

町内の皆さんがチラホラ帰り始める頃から男性や消防団の登場です。最後まできれいに燃えるよう「トビ」と言われる道具を使います。でも、同時に自分たちの酒のつまみのスルメを焼いています。この頃の火の加減が一番良く焼けるのです。
約2時間の間燃え続け、私たちは寒い中「火の番」をしました。
帰ってから気付いたのですが、体が煙り臭い…一眼レフも例外ではありませんでした。でも、煙を浴びたので体もカメラも今年1年無事かな?
賽の神は続けていきたい季節の行事です。

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